Windows10に限らず、パソコンやスマホを使っているとクリップボードという言葉が出てくると思います。
クリップボードってパソコンでもスマホでも言葉は出てくるのに、具体的にこれがクリップボードだ!っていうアプリは入っていないんですよね…🤔
Macについては、クリップボードを見るアプリが最初から入っているようです。
ということで、今回はWindows10でのクリップボードについてを紹介します!
Windows10以外でもモノとしては全く同じです😊
クリップボードってそもそもなに?
クリップボードですが、そもそもはこれです、これ。
書類をクリップで留めて持ち歩くためのボード、ですね。
デスク以外で書類に書き込んだり、スケッチをするために使ったりします。
つまり、一時的に書類を保管して使いやすくするための文房具です。
そこから転じて、パソコンやスマホ等でコピペ(コピー&ペースト)をするときに、コピーした文字列や画像等のデータを一時的に保管しておく機能として作られたものです。
データを一時的に保管しておく機能であって、ファイルとしてHDD等に保存する機能ではないです。
ですので、クリップボードに何か文字列や画像等のデータを保管しても、そのままではペースト(貼り付け)をするまでは何が入っているかがわかりません。
また、クリップボードの中にあるデータは、パソコンやスマホをシャットダウンしたり再起動したりすると削除されます。
永続的な保管場所ではありません。
昔のWindowsには、クリップボードビューワーというアプリが入っていて、それを起動していれば何がクリップボードに入っているかを見ることができました。
WindowsVISTAで廃止になってしまったアプリのようです。
クリップボードってなに?という問いに対する回答としては、コピーや切り取りをしたときのデータを一時的に保管しておく場所で、ファイルとして保存されるものではないということになります。
まぁ簡単に言うと、昨日の晩御飯をなんとなく覚えている状態、みたいなものですw
次のことを覚えると忘れてしまうので、ファイルとして保存されません。
けど、覚えている間はその内容を発言することができます。
これがペーストですねw
パソコンでも人間でも、ちゃんと覚えておきたいならメモ帳なりに書き込んで保存します。
つまりこれがファイルへの保存です。
Windows10でクリップボードの中身を見る方法
Windows10のバージョン1809からは、クリップボード履歴という機能が追加されました。
このクリップボード履歴という機能を使えば、今どんなデータがクリップボードに保管されているかがわかります。
クリップボード履歴については、別の記事で紹介しています。
また、上の記事内にも記載していますが、WindowsではCliborというアプリがクリップボード履歴と同じ機能を持っています。
かなり人気の使いやすいアプリなので、こちらを試してみるのもいいと思います!
まとめ
今回は、クリップボードについてを紹介しました。
こういう目に見えるアプリではなく、少しイメージしづらいものを紹介するのには、ちゃんと理由があります。
それは、Windows10の別の機能やアプリを紹介するときに、どうしてもクリップボードにデータを一時保管する場合があります。
そういうときに、クリップボードってなに?となってしまうと余計な説明が長くなってしまうので、個別で紹介しました。
どんな機能やアプリでも、クリップボードという言葉がでてきたら、データを一時保管する場所だな、そこにデータが入れられてるんだな、と思ってください✨
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