この記事は、Windows10に最初から入っているスクリーンショット撮るアプリの、Snipping Toolは使わないでおこうという内容を書いています。
この記事は、Windows10のバージョン2004で確認した内容を紹介しています。
スクリーンショット、撮っていますか?(3回目)
今回も、Windows10でスクリーンショットを撮る方法を紹介していき…ません!
今回は、Windows10には最初からインストールされているものの、廃止予定で非推奨となっているSnipping Toolを紹介します。
前回の記事でも挙げましたが、Windows10でスクリーンショットを撮る方法はいくつかあります。
- アプリを使わずにキーボードショートカットで撮る方法
- 切り取り&スケッチアプリのスクリーンショット機能を使う方法
- Snipping Toolを使う方法(廃止予定につき、非推奨)
- スクリーンショットを撮ることのできるアプリをインストールする方法
今回は上のリストの3番目の、Snipping Toolを使う方法(廃止予定につき、非推奨)を紹介します。
冒頭でも書きましたが、すでにWindows10の開発元であるMicrosoftからのアナウンスで、廃止予定となっています。
Windows10のSnipping Toolは廃止予定
Snipping Toolとは、WinodwsVISTAで初めて一般向けに最初から搭載された、スクリーンショットを撮るためのアプリです。
それ以来、Windows7、Windows8、Windows10と継続して、Snipping ToolはWindowsに搭載され続けてきました。
しかし、2018年にMicrosoftから、Snipping Toolが今後のアップデートで削除されるよっていうアナウンスがありました。
そのときの記事が次のものです。
この記事では、Insider Preivewという正式リリース前のテストバージョンで、Snipping Toolのウィンドウに今後のアップデートで削除されます。というメッセージが表示されたことが書かれています。
2018年の秋のアップデートであるWindows10 1809でも、この表示が出ていた記憶があります。
当時中小企業でシステムやネットワークの管理等を1人で担当していた私は、その表示を見てこれはまずいなー違うアプリの検討をしないとなーと考えたのを覚えています。
Snipping Toolは、一部の部署でスクリーンショットを撮るために盛んに使用されていました。
そして、2020年現在のWindows10 2004では、次のようなメッセージが出ています。
2018年当時とは少し表記が変わり、削除されますという文言が消えています。
このメッセージを見る限りは、Snipping Toolは無くなるけど、新しく切り取り&スケッチというアプリに変更するということのようです。
2018年には削除の予定ということでアナウンスされていたものが、2020年になってもまだ存在しています。
もしかすると、このまま削除されずに残り続けるのかもしれません。
どうなるかは、Microsoftのみぞ知る…といったところでしょうか。
現在でも、Snipping Toolでスクリーンショットを撮りましょう!と紹介しているWebサイトは非常に多いです。
しかし、一度削除予告をされたアプリですので、このまま使い続けることは得策ではありません。
今後のアップデートで突然消えてしまうこともありえます。
今のうちに、別の新しいスクリーンショットを撮ることのできるアプリに乗り換えておきましょう!
Snipping Toolの代替えアプリはすでにリリース済み
Snipping Toolの代替えアプリはどれよって話になります。
上の見出しの画像にも書いてありますが、すでに切り取り&スケッチというMicrosoftの公式アプリがリリース済みになっています。
これも、Windows10に最初から入っているアプリです。
機能としては、Snipping Toolと同じことができます。
しかし、細かい部分ではSnipping Toolよりも高性能になっていて、使いやすくなっています。
個人的には、キーボードショートカットで起動することができるのが、一番気に入っています!
切り取り&スケッチアプリについては、別記事で詳しく説明しています。
ぜひ確認してみてください!
廃止予定のアプリを使うのはやめたほうがいい理由
さて、ここからは余談になります。
廃止予定のアプリを使うのをやめて、新しいアプリに移行したほうがいい理由を、ざっくりとですが語ってみようと思います。
まず、今回紹介したSnipping Toolですが、上の方でも書いた通り、開発元であるMicrosoftから2018年時点では削除予定、2020年現在では切り取り&スケッチアプリを使ってねというアナウンスが表示されています。
つまり、Microsoftの一存で突然消えてしまう可能性のあるアプリだということがわかります。
もし、学校や仕事の資料作成等でSnipping Toolを使っていた場合のことを考えてみてください。
ある日突然、Snipping Toolが使っているパソコンから消えてしまうわけです。
そうなると、とりあえずパニックですよね!?
資料作成は進めないといけないけど、いつも使っているアプリが使えない。
新しいアプリはあるけど、使い方を今から覚えないといけない。
さぁどうしよう!?
この状況はまずいですよね😱
今使っているアプリが消えるまでの猶予期間(?)に、新しいアプリを見つけてしっかり勉強して覚えておきましょう。
そして、消える前に新しいアプリに完全移行して、使えるアプリがないという空白期間をゼロにしておくわけです✨
やっぱり、一つのアプリが使えなくなっただけで作業が滞るのはよくないですからね…。
Windows10の機能やアプリはどんどんと移り変わっていくものです。
わざわざ廃止の予告がされているアプリを使い続けるメリットはありません。
また、廃止予定のアプリは、今後のアップデートは期待できません。
もしセキュリティ的な不具合が発生しても、致命的な不具合以外は消す予定があるので対応してくれないかもしれません。
これもMicrosoftのさじ加減次第ではありますが、その危険性があるものを使い続けるのは危険です。
そしてなによりも、廃止予定でしかも新しい進化型のアプリもリリースされているということは、新しいアプリを使うほうが作業効率もよくなります。
アプリもどんどん進化しますからね😊
そんなこんなのいろんな理由で、廃止予定のアプリをあえて使うのはやめましょう!
まとめ
ということで、今回はSnipping Toolを使うのはやめようねっていう記事でした。
別で紹介している切り取り&スケッチアプリが、Snipping Toolの機能を完全にカバーしてさらに進化しています。
Snipping Toolがいつ消えてもいいように、今のうちに切り取り&スケッチアプリ等の別のアプリに移行しておきましょう!
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